
スペイン統治時代の19世紀から1960年代まで、フィリピンの伝統的な大衆音楽として広くフィリピン国内で 歌われ、親しまれていた「Kundiman」、
Kundimanとは、異性に想いを寄せる心情や、自然・祖国への思いを綴ったラブソングで、その歌心は現在のOPMバラードにも大きな影響を及ぼしています。
現在のフィリピンポップスシーンが男女共にバラードシンガーが多いのもこのKundimanがあったからこそと言えるのではないでしょうか。
このカテゴリーではKundiman全盛期に多くのシンガーの作品をレコーディングしたレーベル「Villar records」の音源からチョイスされた「Heritage Series」を中心に1940年代から1960年代にかけて活躍したKundimanシンガーのアルバムを集めました。
ノスタルジックなサウンドの中に現代のフィリピンポップスシーンに通じるものを感じ取っていただけましたら幸いです。