リリース:2016年3月
レーベル:Uiversal records
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Isang Daan
02. Kalsada
03. Di Mo Pa Alam
04. Bago
05. Trying
06. Easy To Love
07. easy To Love -rapid remix
08. Teka Break - feat. Coach Jungee
minus ones:
09. Isang Daan
10. Kalsada
11. Di Mo Pa Alam
12. Bago
13. Trying
14. Easy To Love
15. easy To Love -rapid remix
16. Teka Break - feat. Coach Jungee
オフィシャルアルバムプレビュー:
VIDEO
一口メモ…
ドラマ・映画への出演でアイドル的人気もあるシンガーSam Concepcionの最新アルバムです。
GMA系のティーンドラマなどに出演してアルバムも若さはじけるポップなアルバムをリリースしていましたが、前作から俄然「大人のダンスサウンド」にシフト。今回の最新アルバムではさらにアーバンR&B系の雰囲気も取り入れセクシーなボーカルを聴かせてくれています。
何といってもタイトル曲のBago(トラック04)。Jungee Marcelo作曲のミディアムナンバーですが、めちゃくちゃ良く出来てます。90年代、ブラックコンテンポラリーやニュージャックスイングと呼ばれたアメリカの黒人シンガーたちのサウンドに直結するものでボビー・ブラウンやラルフ・トレスヴァントらNew Edition出身のシンガーがソロで見せた「つきぬけたカッコよさ」を感じさせます。
続くトラック05、06はNeo ColoursのIto Rapadas氏が製作に関わったミディアムスローナンバー。ブラックコンテンポラリーとAOR的雰囲気を持ったIto Rapadas氏のサウンドメイキングも十分に堪能できます。
今、フィリピンでこの系統のシンガーといえばKris LawrenceやJay R、若手ではJames Reidらが挙げられますが、もっと「黒っぽい」というかストレートな「ブラコンサウンド」。
黒人音楽に影響を受けたワム!のジョージ・マイケルがやろうとしていたことに通じるものがあります。
流行のEDMっぽいサウンドはトラック01、02に収録されていて時代へのキャッチアップも十分。
昨年シングルチャートを賑わせていたトラック08もダンスナンバーですが、これはEDMではなくファンキーなチューン。ギターカッティングが超気持ちいいです。