リリース:2016年10月
レーベル:Star music (Star records)
フォーマット:CD
ディスク枚数:1
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Till I Met You - Kyla
02. Friend Of Mine - Juris Fernandez
03. Don't Know What To Do, Don't Know What To Say - Erik Santos
04. Give Me A Chance - Kaye Cal
05. To Love Again - Daryl Ong
06. Farewell - Aiza Seguerra
07. My Favorite Story - Odette Quesada
08. Till I Met You - James Reid and Nadine Lustre
一口メモ…
今年(2016年)8月末からフィリピンで放映がはじまったテレビドラマ「Till I Met You」のオリジナルサウンドトラックアルバムです。
番組タイトルは1980年代から活躍しているフィリピンオリジナルのAORソングライターの草分け的存在Odette Quesadaの初期の作品からつけられたものでテーマソングももちろんこの曲の最新リメイク。ボーカルはKyla! 番組に主演しているJames ReidとNadine Lustreのデュエットバージョンも収録されています。
8トラックの収録曲は全曲Odette Quesadaの作曲で、どれもフィリピン人なら誰でもよく知っている大ヒット曲・大定番曲ばかり。Odetteが如何にフィリピン人の心を捉える美メロを生み出してきたかが窺い知れます。
全てお奨めのトラックばかりですが、特にRic Segretoの代表曲の一つGive Me A Chance(トラック04)。この曲はこのアルバムでは若手男性シンガーのKaye CalがリメイクしていますがKayeはフィリピンの紛争地帯として恐れられているミンダナオ島はサンボアンガ出身。Ezra Bandというローカルバンドのメンバーとして2010年にオーディション番組「Pilipinas Got Talent」に出場、ファイナリストになっています。当時はまだティーンエージャーだったと思われる彼、久しぶりに彼のレコーディング作品を聴いてみるとその成長ぶりに驚かされます。パワフルでソウルフルなボーカルはトラック05でSharon Cunetaが歌った名曲をリメイクしているDaryl Ongを凌ぐほど。
Odetteの名曲の数々と現在トップシーンで活躍している人気シンガーの魅力、両方を堪能できる1枚です。
因みにOdette Quesada自身もトラック07でボーカルを担当しています。