リリース: 2016年12月
レーベル: Star music (Star records)
フォーマット: CD
ディスク枚数: 1
歌詞カード: あり
収録曲:
01. Para Bang, Para Lang
02. 'Di Na Tayo
03. At Ang hirap
04. Parang Tayo Pero Hindi - feat. Michael Pangilinan
05. Awit Ng Pag-ibig
06. Ang Pag-ibig Ko'y Ikaw
07. Paano ba Ang Huwag kang Mahalin
08. Nanghihinayang
09. Kailangan Kita
10. Para Bang, Para Lang (acoustic remix)
一口メモ…
2011年のデビュー以来Star music (Star records)の看板シンガーとしてABS-CBN製作のドラマ・映画の主題歌などを大ヒットさせてきたAngeline Quinto、現在も先輩にあたるJona (Jonalyn Viray)、後輩のKlarisse De Guzman、Morissette Amonらとボーカルユニット「Birit Queen」の一員として活躍しています。
2014年にリリースされた前作はサウンドトラックアルバムだったため、オリジナルアルバムとしては2013年のHigher Loveに続く3年ぶりの新作となります。
デビューアルバムから前作のOSTアルバムまで、ドラマティックでロマンティックでどちらかといえば「濃い目」の作品が多かったAngeline Quintoですが、今作もバラード中心ながら少し素朴なテイストも持たせた自然な雰囲気のトラックが多くなっています。シンプルなアレンジの分、彼女の素のボーカルが楽しめるこのアルバム、ゆったりしたリズムとメロディのトラック01はJonathan ManaloとAngeline Quinto本人のコラボ作。続く非常にウエルメイドなミディアムテンポのポップナンバーのトラック02と美しいバラードのトラック03はどちらもYeng Constantinoの作詞作曲,トラック03はYeng自身のヒット曲「Ikaw」の発展形のような雰囲気です。トラック04はHimig Handog2016のファイナル入賞曲で、都会的な雰囲気のミディアムスロー。層の厚いフィリピン若手シンガーの中でも特に秀でた歌唱力の持ち主Michael Pangilinanとのデュエット。トラック05は丁寧で聴き応えのある作品を作り出す新進気鋭のソングライターRox Santosの作品、この曲も充実した内容の1曲です。
トラック08はJeremiahの大ヒット曲でOPM定番曲の一つ、オリジナルより少しテンポを落としてしっとり歌うボーカルはこれぞAngeline Quintoの真骨頂というべきパフォーマンスを聴くことが出来ます。続くトラック09も皆さん良くご存知のOgie Alcasidの代表曲、Ogieの夫人Regine Velasquezにあこがれて芸能界入りしたAngeline Quintoらしくこの曲もしっかり歌い込んでいるな・・・という雰囲気です。