リリース:2017年5月
レーベル:MCA music
フォーマット:CD
ディスク枚数:1
歌詞カード:なし
収録曲:
01. Ulan
02. Habang May Buhay
03. Nobela
04. Pagsubok
05. Mama
bonus tracks (minus ones):
06. Ulan
07. Habang May Buhay
08. Nobela
09. Pagsubok
10. Mama
一口メモ・・・
The Voice Kidsシーズン3グランドチャンピオン、Joshua Oliveros (ジョシュア・オリヴェロス)のデビューアルバムです。
1990年代から2000年代にかけてのロック系バンドがリリースしたメロウなバラードを中心にピックアップされたこのアルバム、11歳のシンガーによるレコーディングですが、「お子ちゃま」アルバムと侮るなかれ!
年少者の「つたなさ」を売りにしているアルバムではなくしっかりとした一人のアーティストとしての作品が詰まった作品です。
中低音や弱い部分に不安定さが感じられるのが年幼いシンガーには多いですが、さすがフィリピンのコンテストで優勝するくらいになるとその辺は杞憂。聴かせどころもしっかりと踏まえた歌を聴かせてくれます。
あえて言うならば丁寧に正確に歌っている分、遊びというか、ルーズな部分が欠けているといえば言えるのか・・・
そこまで11歳のJoshuaに求めるのは酷かと思いますが、すっきりとした濁りのないJoshuaのボーカルで聴くフィリピンポップスの定番曲もなかなかイケてます。
オススメは多くのシンガーによってカバーされているAfer Imageのヒット曲(トラック02)、ポストパンクを代表するバンドとして知られるJoin The Clubが2005年にリリースしたお洒落でスタイリッシュで且つメロウなNobela (トラック03)などが聴きどころ。
ラストのMamaはRyan Cayabyabの名曲で
Smokey Mountainがオリジナル。オリジナルの雰囲気をうまく捉えたいいカバーバージョンです。