リリース:2009年10月
レーベル:Star Records
フォーマット:CD 紙ジャケット仕様
歌詞カード:あり
収録曲:
1. Galing Ng Pinoy - Yeng Constantino
2. Barkada Habangbuhay - Calsada
3. Alon At Agos - Alibata
4. Gandang Napapansin - OJ Mariano
5. Itaga Mo Sa Bato (Di Kita Iiwan) - Juris (of M.Y.M.P)
6. Tanging Ikaw - Kyla
7. Huwag Hayaang Mawala - Josh Santana & Kristine Bernadette Petilla
8. Saludo Kami Sa Babaeng Moderno - Calsada
9. kabataan Tayo Ang Magsimula - Makisig Morales feat. Badang
10. Bagong Henerasyon Hymn - Jessa Mae Gabon
11. Aming Inspirasyon - Jessa Mae Gabon
12. Bagong Henerasyon Hymn (minus one)
一口コメント・・・
Yeng Costantinoの新作の遅れのため急遽入れてもらったこのアルバム、正直言ってあんまり期待していなかったのですが
思わぬ掘り出し物でした。
Bagong HenerasyonというフィリピンのNGOへの協賛アルバムなのですが、事前に内容を全く知らされていなかったため、パッケージを見てびっくりしました。
Yeng Constantino, Kyla, OJ Marianoらに並んでM.Y.M.PのJurisの名前も!まだデジタルリリースだけでCD化が待たれていた
彼女の最新録音も聴けるとは。
アルバム全体の内容ですがこれまた期待を裏切る「良い出来」。
まず1曲目のYeng。デビューアルバムの大ヒットPangarap langを思わせる気持ちの良いミディアムアップ。
ポップではじけるようなキャッチーな楽曲がYengにはピッタリ。
4曲目はバラードシンガーOJ Marianoが担当。メロディアスで軽いアレンジのウェルメイドなポップス。
5曲目はJuris。まず、メロディがめちゃくちゃ良い!それからアレンジもとても良く出来ていて
バックとボーカルのバランスもとても良く、Jurisのソロシンガーとしての魅力がくっきりと浮かび上がっていて、
バンドとはまた違った彼女の隠れた側面が垣間見れる秀作。
続く6曲目のKyla。これまたメロディ・アレンジがすごく良く出来ていて、最近のKylaには見られなかった純正フィリピンポップスです。
ちょっと甘い感じのミディアムテンポのポップスは何度聴いても飽きないですね。
この後もKristine Bernadette Petilla、Jessa Mae Gabonなど、自身のアルバムは無いですが非常に優れた歌唱力をもつ
シンガーが目白押し。
このアルバムの収録曲の殆どを作曲しているJunn Sta. Mariaという人、以前にJoey AbertやJolina Magdangalらに曲を提供していますが今回の収録曲もどれもポップセンス溢れる曲ばかりで、Yeng、Kyla, Jurisに加え、R&Bテイストを持つ新人シンガーなど、カラーの違うシンガーにもピッタリ合う曲を書けるすごい才能の持ち主です。
ちなみにLito Camo率いるオヤジバンドCalsadaも2曲提供。どんなコンピレーションでもわが道を行く「KY」な感じを
ここでも遺憾なく発揮しています。(結構好きです、がんばれ!!)
(2009年11月メールマガジンより)