リリース:2010年2月
レーベル:Universal records
フォーマット:CD 紙ジャケット仕様
歌詞カード:あり
収録曲:
1. Himala
2. Ako'y Sa 'Yo, Ika'y Akin
3. Ikaw Lamang
4. Paalam Na
5. Muli - duet with Nina
6. Kahit Kailan
7. Huwag Na Lang Kaya
8. Sa Isip Ko
9. Sa Kanya
10. Ikaw Lang Ang Mamahalin
11. Sana Ay Ikaw Na Nga
12. Wala Na Bang Pag-ibig
13. Hagkan
オフィシャルミュージックビデオ(Himala)
一口コメント…
フィリピンを代表するソウルシンガー、Jay Rの新作が到着です。
勢いに乗ってリリースされた1st,2ndアルバムから3rdアルバムは自身の音楽キャリアに重要な影響を
与えたソウルミュージックへのリスペクトを込めたアルバムでした。
一昨年のクリスマスアルバムをはさんで今回の新作は、母国フィリピンのポップスに敬意を示す
フルタガログソングとなっています。
R&Bに影響を受ける中で培った彼の音楽性を総動員して歌った13曲のOPMクラシックス。
飾り気の無いアレンジとサウンド、このアルバムはR&B系アーティストが持つ
「ソウルフル」な部分とフィリピンポップスの持つ「ロマンティック」な部分がうまく作用しあって
そのどちらもが際立って感じられ、これぞピノイソウルといった名盤に仕上がっています。
5曲目でGary ValencianoのMuliをNinaとデュエットしていますが、客演でいい仕事をすることの多い
彼女、今回のトラックも彼女のベストテイクのひとつに挙げたくなる素晴らしいコラボレーションです。
多方面で女性がイニシアチブを握ることの多いフィリピン、音楽の世界でも同様の傾向ですが、
今回のアルバムはJay Rが男性アーティストの存在感を一気に周囲に知らしめることとなりそうな
男気あふれる1枚。
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