リリース:2013年3月
レーベル:Star records
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Wish
02. When Love Once Was Beautiful
03. Dito Lang
04. Ipinapangako Ko
05. Ikaw Na
06. Sa Habang Buhay
07. Tanging Ikaw
08. Dalangin Ko
09. Will Forever
10. Home To You
bonus tracks:
11. Wish (extended mix)
12. Dito Lang (alternative edit)
オフィシャルミュージックビデオ : Ikaw Na
VIDEO
一口メモ…
2003年デビュー、圧倒的な歌唱力で常にトップシーンで活躍してきたJed Madelaが
古巣Universal recordsを離れ、Star recordsに移籍してアルバムをリリースしました。
2005年のSongs RediscoveredでRay Parker Jr.のThe Pastをリメイクして大ヒットとなり、
以来カバーメインのシンガーというイメージが付きまとい、それが彼を悩ませる一因となっていた
ようですが、今回のアルバムは彼のイメージを一気に変えてしまうような新鮮な魅力に溢れています。
まず現在フィーチャリングシングルとしてミュージックビデオも製作されているIkaw Na(トラック05)、
軽いシャッフルビートに乗せたミディアムテンポのポップナンバーで、
日本のR&Bシンガーの第一人者 久保田利伸さんが歌いそうな洗練されたニュージャックスイング調。
メリハリの効いたボーカルを堪能できます。
ちなみにこの曲は今フィリピンで話題の新曲のコンペティション
Himig Handog P-pop Love Songsでファイナルに残ったバラードHangang Wakas(ボーカルはjUris Fernandezが担当)を作曲したSoc Villanueva氏のペンによるもの、
バラードだけでなくこんなさわやかなポップチューンも書けるVic氏の才能にも驚かされます。
アルバム全体としてメインとなっているバラードナンバーもアコースティック楽器をバックにしたシンプルなアレンジと
Jedのボーカルが巧くコラボレートしたトラックに仕上がっていてこれまでの作品にはない引き締まった印象。
シンプルなバックとエモーショナルなボーカルの対比は、大先輩Gary Valencianoを参考にしているのでは…
と思われます。
ジャケット内側のJedのコメントに
I hope you will enjoy a "new" me.(原文のまま)
とありますが、正に心機一転のこのアルバム、より広いファンを獲得できそうなアルバムです。