リリース:2013年5月
レーベル:PolyEast records (EMI Philippines)
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Dito Lang
02. Sa Piling Mo
03. Di Ka Na Akin
04. Palagi
05. Without You
06. How Can You Say
07. All Cried Out
08. I Do
09. Ngayon at Magpakailanman
10. Maging Sino Ka Man - duet with Martin Nievera
一口メモ…
70年代から活躍しているベテランシンガーとして、KarylleとZia Quizonのママとして、
そして昨年亡くなったフィリピンの喜劇王Dolphyの夫人として、フィリピンでは
知らぬ人がいないZsa Zsa Padillaが3年ぶりにニューアルバムをリリースしました。
Dolphyが亡くなってから彼女も重病の疑いが持たれ心配されましたが、
体調も良くなったようで、元気にステージもこなしつつニューアルバムも届けてくれました。
今回のニューアルバムは4年ぶりとなるスタジオアルバムですが、彼女のこれまでの作品の中でも
1,2を争うずば抜けて素晴らしいアルバム!です。
ブラックコンテンポラリー的なアレンジ・メロディでソウルフルに歌い上げる
Zsa Zsaのボーカルには強いオーラが感じられ、荘厳な輝きに満ちています。
トラック02、09は同名のヒット曲がありますが、このアルバムに収録されているのはいずれも
オリジナル曲。
また、トラック07はZsa Zsa自身のペンによるもの。この曲は夫Dolphyに捧げたものか。
ラストのMagin Sino Ka ManはRay Valeraの代表曲で、Martin Nieveraとのデュエット、
MartinのコラボレコーディングはVina MoralesとのデュエットAfter Allが記憶に新しいですが、
今作に収録のMagin...も甲乙付けがたい傑作デュエットトラックです。
↓実際のジャケット画像(クリックで拡大します)