リリース:2014年4月
レーベル:Viva records
フォーマット:CD
歌詞カード:なし
収録曲:
01. No Erase - James Reid and Nadine Lustre
02. Rocketeer - James Reid and Nadine Lustre
03. Daligoy Ligoy - Nadine Lustre
04. Natataranta - James Reid
05. 'Di Ko Alam - Yassi Pressman and Andrel Paras
06. Dyosa - Yumi Lascamana
07. Kakaibabe - Donnalyn Bartolome
08. Labing Isang Numero - Thro Alfano
09. Halika Na - Shehyee
10. Dinggin - Sugar High
一口メモ・・・
フィリピンでも流行し始めているインターネット小説の世界で人気となり本も出版、映画化にもなるヒットで
話題となっている Diary Ng Pangetの映画オリジナルサウンドトラックアルバムがリリースされました。
映画にも出演の新人シンガーJames Reidと主役のEyaを演じる女性アイドルユニットPop Girlsの元メンバーNadine Lustreをはじめ、フィリピンの新しいR&B・ヒップホップ界を牽引しているプロダクションFlip Musicのアーティストも参加しているこのアルバム、
どの曲もポップで軽快な部分とR&Bをベースとしたタイトなダンスビートがうまく組み合わさっていて、Flip musicらしさ、現在のフィリピンR&Bらしさを十分に味わうことが出来るアルバムになっています。
注目は主演のEyaを演ずるNadine Lustreがソロをとるトラック03。この曲はFlip musicのアーティストのソロアルバムにも楽曲を提供しているJulius James "Bojam" De Leonのペンによるもの。
楽曲自体も良く出きていますが、Pop Girlsのメンバーとして歌っていた頃は、アイドルシンガーなのかなと思っていたNadine Lustreがいい感じのボーカルを聞かせてくれています。
また、Thyro & YumiのThyroとYumiもそれぞれがボーカルの曲を提供、ロックっぽい速いテンポの曲と黒っぽいボーカルがうまく混ざり合ってカッコイイトラック06(Yumi)とファーストアルバムで衝撃的だった新感覚の
R&Bサウンドを彷彿させるトラック08(Thyro)。
トラック09、10では同じFlip musicからShehyeeとSugar Highがそれぞれ自身のデビューアルバムからピックアップされています。
青春コメディ映画に挿入された軽快でポップな曲を集めたOSTアルバムとしても、フィリピンの最新のR&Bサウンドが詰まったアルバムとしても、どちらの角度からも楽しめるアルバムとなっています。