リリース:2014年10月
レーベル:Universal records
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Say Goodbye
02. Emmanuel
03. Run For Cover
04. My New Heart
05. Secrets
06. Joyful, Joyful
07. We Are Slaves
08. On This Train
09. Ostrich Cowboy (2014)
一口メモ・・・
1997年にHungry Young Poet, 翌年からBarbie's Cradleの中心メンバーとして活躍、2005年にソロ転向後も
寡作ながら内容の充実したアルバムをリリースしているポップロックシンガーBarbie Almalbisが
フィリピン国内レーベルUniversalから待望のニューアルバムをリリースしました。
トラック01、02、05など柔らかな雰囲気の中に独特のアイデアを盛り込んだ以前からのBarbie Almalbisファン
納得の佳作に加え、今回はオーバードライブが強めにかかったギターリフを多用した曲も収録。
柔らかな雰囲気にパワフルでスピード感が加わった楽曲が新鮮です。
トラック06はベートーベンの第9として知られる「歓喜の歌」をオマージュしたもので、ギターをフィーチャーした
第9と言えば、ハードロックバンド「レインボー」のテイク(Difficult To Cure)を思い浮かべましたが、ここに収録されたトラックは
Barbieらしさがよく出た独創的でオリジナリティ溢れるもの。
ラストは2011年にStar recordsからリリースされたアルバムGoodbye My Shadowのトラック01に収められた
曲の新テイク。ギターがカッコいいゴキゲンなミディアムアップナンバーです。
2000年前後に登場、女性ボーカルをフィーチャーした代表的なポップロックバンドはBarbie's Cradleの他にも,
Mojofly, Moonstar88などがありますが、いずれも解散又はメンバーチェンジして当時のサウンドを聴くことは出来ません。
しかしそこからソロに転向したKitchie Nadal(元Mojofly)、Acel Van Ommen(元Moonstar88)と共に
このBarbie Almalbisも独自の世界をうち立てて内容の濃いソロアルバムをリリースして活躍しています。