リリース:2015年2月
レーベル:Independent label (Drums Pilipinas)
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Isang Panaginip
02. Terminal
03. Sana
04. Maghihintay
05. Ikaw Na Ba?
06. Shooting Stars
07. Sayang
08. E Kase naman
09. Gusto Na Rin Kita
10. Sa Tamang Panahon
bonus track:
11. Isang Panaginip -acoustic version
12. Shooting Stars -acoustic version
一口メモ・・・
パンパンガが活動拠点のローカルバンドAfter 5のファーストアルバムです。
ローカルシーンのステージをメインに活動しているバンドのアルバムを聴くと共通して感じる臨場感のような
ものをこのバンドも持っていて、聴いていると、自分自身がフィリピンに行ったときに見たり体験したりした
シーンが不思議と浮かんできます。
夕方のジープに乗り合わせていたちょっと疲れた表情の制服を来た女子学生の横顔や、海に沈む夕陽の濃い
オレンジ色、これからが稼ぎ時と目を輝かせているバーベキュー屋台のオーナーの笑顔などなど・・・。
こんな場面に身を置いているときにどこからともなく聴こえてくるラジオのオンエアに載っていそうなそんな
感じのメロウなチューンが詰まったアルバムです。
メロウなトラック01、03、Barbie Almalbisのチューンを彷彿させるトラック05、軽快で力強いテンポの
トラック06、07、08などどのトラックにもどこかしら甘い感じが漂っていて、この辺にもいかにもフィリピンの
ポップバンドらしい雰囲気が出ています。
そういえばレコーディングは12stone records。ここはBarbie Almalbisをはじめフィリピンのポップロッカーが
在籍しているレーベルのスタジオ。サウンドに共通点も見出しやすいのかもしれません。
メンバーは自らの音楽を「Soft Rock」と表現しているようですが、これぞまさしくPinoy Pop-Rockという
サウンド。
ボーナストラックとして2曲のアコースティックバージョンがありますが、特にトラック11のとても優しい
ボーカルに思わずほろっとさせられます。