リリース:2015年5月
レーベル:Universal records
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Araw Gabi
02. Tuwig Umuulan At Kapiling Ka
03. How Can I
04. Kahit Ika'y Panaginip Lang
05. Paano Na Kaya
06. Can This Be Love
07. Kailan
08. Lumang Dipang Tao
09. Iduyan Mo
10. Mama
11. Minsan Ang Minahal Ay Ako
12. Kay Ganda Ng Ating Musika
オフィシャルアルバムプレビュー
VIDEO
一口メモ・・・
1995年に12歳でレコードデビュー、2001年リリースのPagdating Ng Panahonの大ヒットで一躍全国区に知れ渡ったシンガーAiza Seguerraの最新アルバムです。
Alpha〜Vicor〜Star recordsとレーベルを移籍し、今回は国内大手レーベルの一つUniversal recordsPhilippinesからのリリースとなりました。
大ヒットテレビドラマ「Be Careful With My Heart」でもコミカルな役どころで出演していたので音楽ファン以外の方でもご存知の方は多いと思いますが、テレビで見せる3枚目の役とは違いシンガーとしてはとても素朴で清楚な歌声が大人気。彼女のリリースする歌はオリジナルもカバーも聴いているだけで清清しく心洗われる作品ばかり。日本でも根強いファンが多いのもうなずける好シンガーの一人です。
今回リリースされた最新アルバムはフィリピンポップス界の重鎮プロデューサーRyan Cayabyab氏の作品をレコーディング、(Ryan Cayabyab氏といえばクインシージョーンズばりのソロアルバムをリリースしたり、日本でも大変知名度の高いグループSmokey Mountainをデビューさせるなど華々しい経歴を持ちフィリピンでは「マエストロ」と呼ばれています。)Ryan氏によるアレンジとAizaのボーカルがとてもよく溶け合った心地よいアルバムとなっています。
Regine VelasqeuzやSmokey Mountain, Bugoy Drilonに提供して大ヒットしたOPMでは良く知られている曲を上質なアコースティックの質感とAizaのボーカルで再現。
どの曲もメロディの美しさは言うに及びませんが、このアルバムでは何と言ってもAizaの声の魅力が輝いています。
トラック01、02はRegine Velasquezのヒット曲ですがオリジナルとは一味も二味も違う世界が広がっています。
力の出し入れやメロディが移ろっていくときの声色の変化など、Aizaの歌声は美しい弦楽器や管楽器の響きを聴いているようです。
全曲お奨め!ですが、フィーチャリングシングルとなっているAraw Gabi(トラック01)と、Bugoy DrilonのヒットでおなじみのPaano Na Kaya (トラック05)が特に気に入りました。