リリース(release date):2015年6月
レーベル(label):Star records (Star music)
フォーマット(format):CD
歌詞カード(lyrics):あり
収録曲(track list):
01. Prelude
02. I Got You (I Feel Good)
03. My Girl
04. Isn't She Lovely
05. Knocks Me Off My Feet
06. For Once In My Life
07. How Sweet It Is (To Be Loved By You)
08. Morning Girl
09. Moon River
bonus tracks:
10. Ikaw Ang Aking Mahal
11. Handog
12. Pangakoo Sa'Yo
13. Simpleng Tulad Mo
一口メモ・・・
男性アイドルNo.1のDaniel Padillaの4枚目のアルバムです。
1995年生まれ、今年4月26日に20歳となり、先日行われたメジャーコンサートでもティーンアイドルから完全に脱皮した感のあるDaniel、ニューアルバムもアイドルアルバムではなく大人のシンガーの香り漂う1枚に仕上がっています。
収録曲はボーナストラックを除き、ソウルミュージックのクラシックから主にチョイスされていて、ジェイムズブラウン(!)やテンプテイションズ(!)の初期のヒット曲からスティービーワンダー、マーヴィンゲイのヒット曲をピックアップしています。
全編「大ネタ」と呼べるビッグヒットですが、オリジナルの評判に負けないDanielのボーカルが「痛快」にさえ感じます。
ジェイムズブラウンのI Got You (I Feel Good)をアルバムタイトルに使っていますが、このノリのよさ、一歩間違うとダサダサになってしまう難しい曲を抜群のリズム感で歌いきっています。
続くテンプテーションズの名曲My Girlもちょっぴりダンスアレンジにして「Hipな感じ」を出しています。
そんな中で注目しているのはトラック05に収録されたスティーヴィーワンダーの1976年の作品、こういったメロウなタッチの曲をスマートにこなせるDaniel Padillaは彼が良質なシンガーとしての才能を十分備えていることを改めて感じさせてくれます。
ボーナストラックに配されたOPMヒットはどれもフィリピンポップスを代表する1曲ですが、Rey ValeraのPangako Sa'yo(トラック12)、このメロウで温かく、爽やかだけれどどこかやるせない雰囲気のリメイクが抜群です。