リリース:2015年10月
レーベル:independent label (RJ Productions, Inc)
フォーマット:CD
歌詞カード:なし
収録曲:
01. Ano Ka Ba
02. Cagayan De Oro
03. Bakit Ba
04. Boracay
05. Ngayon
06. Sa Umaga
07. Sana Sa Langit
08. Anita
09. Lubid
10. Ang
11. Iloilo Nights
12. Advertising Man
13. Baguio, Here We Come
14. Quezon City
15. Tomorrow
16. Hoy Inday
一口メモ…
1960年代からフィリピンのショービズ界に身を置き、ミュージシャン、ソングライター、プロデューサー、プロモーターとして活躍してきた文字通りフィリピンポップス界の生き字引、Ramon 'RJ' Jacintoが自身のレーベルからニューアルバムをリリースしました。
今年70歳を迎えるRamonですが今でも現役で毎週ナイトクラブで約1時間ぶっ通しのステージをこなしつつライブハウス経営や事業を手がけるバイタリティ溢れるイノベーター。
2012年には彼の活動の集大成と言うべき画期的なデュエットアルバム「RJ Duets」をリリースしましたが、今回のニューアルバムは15歳で結成したバンド「RJ & The Riots」のサウンドを彷彿させる、原点に立ち返ったような1枚。
60年代のフィリピンでまだ誰も関心を持っていなかったアメリカ・イギリス発のロックサウンドをいち早くキャッチし、自身経営のラジオ局を立ち上げて国内に広めた経歴は広く知られていますが、バンドでもベンチャーズからビーチボーイズ、ビートルズ、ローリングストーンズなどの最新サウンドを取り入れた当時としては異色のスタイルで注目を集めていました。
そんな彼がこなれたギタープレイと肩の力の抜けたリラックスしたボーカルを聴かせてくれます。
全曲RJの作詞作曲、ギタープレイもボーカルも全編に渡って彼のいぶし銀のサウンドを堪能できます。