リリース:2015年12月
レーベル:Star music (Star records)
フォーマット:CD
歌詞カード:あり
収録曲:
01. Bawat Daan
02. Kasayaw
03. Prom - with イエン・コンスタンティーノ (Yeng Constantino)
04. Hanggang Wala Nang Bukas (theme from Heneral Luna)
05. Dapithapon
06. Wag Ka Nang Umiyak - with KZ タンディンガン (KZ Tandingan)
07. Lakambini
08. Padayon (theme from Kid Kulafu)
09. Halik Sa Hangin (theme from Halik Sa Hangin)
10. Ang Probinsyano - with グロック9 (theme from Ang Probinsyano)
11. Makita Kang Muli - with レジーン・ヴェラスケス-アルカシッド (Regine Velasquez-Alcasid)
12. Lakambini Ko
一口メモ…
ポップロックバンドSugarfreeのメンバーで現在はソロで活動、メジャーシンガーへの楽曲提供やプロデュースも手がけているエベ・ダンセルのセカンドソロアルバムです。
2011年にソロデビューアルバムをリリースしていますが、知的なムードの素晴らしいアルバムでした。今回のニューアルバムもメロディ、アレンジ共に丁寧に作られたエベらしい楽曲が12曲収録されています。
シュガー・フリー時代の曲で、KZタンディンガンがデビューアルバムでカバーしていたトラック06をエベ自身がセルフカバー、デュエットパートナーにKZを迎え、オリジナルバージョンともKZバージョンとも違う雰囲気に仕上げています。
映画・ドラマのテーマソングも数多く手がけているエベ、今回のアルバムには先の第28回東京国際映画祭でも上映されたマニーパッキャオの少年時代を描いた「キッド・クラフ」のテーマソング(トラック08)なども収録しています。
また、トラック09は
Himig Handog 2014に出品された新人作曲家による楽曲で、この時は人気ラッパー「アブラ(ABRA)」をゲストに迎え、70年代のディープソウルにも通じるアレンジで大変異彩を放っていましたが、今回のアルバムに収録されたトラックはエベのソロ、同名インディー映画のテーマソングとしても使われたアコースティックアレンジのバージョンです。内省的でちょっと退廃的な雰囲気が堪らないテイクです。
トラック11はこの曲もシュガー・フリー時代のヒット曲の(セルフ)リメイクですが、デュエットパートナーには
レジーン・ヴェラスケスを起用、久々に聴くレジーンのボーカルが最高です!